落ちる ES 例
【活動と詳細】
存続の危機にあった芸能人企画の運営です。運営費が課題であったことから音響費のかからないトークショーに変更しました。 またオファーをキャスティング会社に委託したことで、収支は黒字になりました。
【原動力や想い】
芸能人イベントの企画は前年度の赤字が原因で、例年と同じ規模の企画運営は絶望的でした。私が統括を引き継ぎ、出せる最大の予算内で工夫して企画運営をすることを決めました。予算のために多くの方が楽しみにしている目玉企画を潰したくないと強く思ったからです。企画チーム5人と協力してアイディアを出し合い、目標を達成しました。
赤字企画を引き継ぎ、無事黒字化に導いたというエピソードですが、その魅力を伝えきれておらず、このままでは落ちる可能性が高いです。"受かる水準"のESにするために以下の3点の改善ポイントを提案します。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- ?を掲げているか?
- ドリームインキュベータの?にマッチしているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
問われていることに対し、冒頭の一文で「全体像が見える結論」を明確に伝えることを意識しましょう。最初の一文から結論が読み取れない場合、「何を問われているのか理解できていない」と見なされ、最悪の場合そこから先を読んでもらえない可能性もあります。
「役割」「工夫」「成果」など具体的な要素を盛り込み、端的に結論を述べましょう。
存続の危機にあった芸能人企画の運営です。運営費が課題であったことから音響費のかからないトークショーに変更しました。 またオファーをキャスティング会社に委託したことで、収支は黒字になりました。
学園祭実行委で芸能人企画を統括し、枠を超えた発想で前年の赤字200万円を黒字化した。工夫は2点あり、①音楽からトークにテーマ変更し音響費を削減。②オファーを複数の外部企業に委託し出演料を適正化した。
Afterの文では、「役割=企画統括」「工夫=枠を超えた発想(①と②)」「成果=赤字200万円の黒字化」 が一文に凝縮されていますね。
② ( ? )を掲げているか?
ガクチカは、どのような課題や逆境をどう乗り越えたかをエピソード化したものと言い換えることができます。課題や掲げた目標が高く難しいものであるほど、成長意欲を示すことにつながります。
特にこの設問では「人生で”もっとも本気で”取り組んだ活動」を問われています。つまり、本気で取り組んでも達成するのが難しいレベルの目標を掲げていなければ、土俵に立てないとも言えます。