- 設問1. 【添削対象外】参加希望のプログラムを教えてください。また、そのプログラムを希望する理由を教えてください。(200字)
- 設問2. あなたが学生生活で好奇心を持って取り組んだ学業について教えてください。(300字)
- 設問3. あなたが学生生活で最も力を入れて取り組んだことを教えてください。(300字)
落ちる ES 例
「ポリフェノールの一種に糖を付加した分子G-Hesによる腎臓病の予防効果」に関する研究を行っています。食と健康について研究したいという思いから現在の研究室に所属しました。先生や先輩と積極的に意見をかわしながらひたむきに実験に取り組んでいます。ポリフェノールによる糖尿病性腎症の予防効果の作用機序を検証しています。現在は2回の学会経験も経て、楽しみながら研究活動に取り組んでいます。
内容が研究紹介にとどまっており、専門用語も多いため、知識のない読み手にはアピールポイントが伝わりにくいです。また、志望するサスティナビリティ職との結びつきが弱いのも気になります。より説得力のあるESにするために、次の3点を添削します。
受かる ES にするための添削ポイント
- わかりやすい言葉で言い換えられているか?
- ?は明確か?
- ?を提示しているか?
① わかりやすい言葉で言い換えられているか?
ESでは専門用語の使い方に注意が必要です。専門用語が多すぎると、内容が正しく伝わらず、アピールポイントを十分に理解してもらえません。専門用語は、誰にでもわかる表現におきかえて説明することを心がけましょう。
たとえば、「ポリフェノールの一種G-Hes」は、「みかんの皮に含まれる成分を応用した新しい分子」と表現することで、イメージしやすくなります。
ポリフェノールの一種に糖を付加した分子G-Hesによる腎臓病の予防効果」に関する研究を行っています。
「みかんの皮に含まれるポリフェノールによる腎臓病予防効果」 を研究している。
専門用語かどうかは、自分では気づきにくいものです。迷ったときは、その分野に詳しくない友人や家族に読んでもらい、理解しにくい箇所がないか確認するとよいでしょう。
② ( ? )は明確か?
ガクチカで研究について述べる際は、研究内容の説明だけにとどまらず、プロセスや姿勢を意識して書くことが大切です。
研究には「過去の知見をもとに構想を立てる」という基本的な流れがあります。その中で、先行研究でまだ解明されていない点に着目し、新規性を意識して取り組んだことを示すとよいでしょう。
Afterの文章を読んでみてください。