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2027卒向け
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目次
  1. 設問1. 学生時代に最も挑戦した経験を教えてください。(300字)
  2. 設問2. 学生時代に周囲を巻き込んで何かに注力した経験を教えてください。(300字)
  3. 設問3. 【添削対象外】当社の採用ホームページを見て、最も気になった記事とその理由を教えてください。(300字)
  4. 設問4. 【添削対象外】ご自身を最もよく表す写真を1枚ご提出ください。また、その写真を通じた自己PRを行ってください。(動画30秒)
渋谷再開発を題材にしたグループワークに挑戦できる東急不動産の27卒インターンシップ「Open Company2025『価値創造』体感プログラム」ではどのようなエントリーシート(ES)が求められるのでしょうか。「受かるES添削」編集部員・益田がポイントをお伝えします。
設問1.
学生時代に最も挑戦した経験を教えてください。(300字)

落ちる ES 例

私は建築学科の課題で、実現が難しいとされる設計に挑戦した。特に、全壁面を曲線のガラスで構成するというアイデアは、構造や施工の面で多くの課題があった。当初は知識不足から多くの壁にぶつかったが、関連する文献を調べたり、教授や先輩から意見を聞いたりしながら解決策を模索した。試行錯誤を重ねる中で、設計の実現性を高める工夫を見出し、最終的に合理的な形にまとめることができた。この経験を通じて、困難な課題に対して粘り強く向き合う姿勢や、新たな知識を積極的に吸収する重要性を学んだ。前例の少ない挑戦でも、試行錯誤と工夫を重ねることで道を切り開けるという実感を得た。

結論から書き出している点や、取り組みにおける試行錯誤のプロセスと成長を述べている点は評価できます。一方で、記述がやや抽象的で、挑戦の難易度や具体的な取り組み内容が伝わりにくいため、せっかくのエピソードを活かしきれていない印象です。そこで、次の4点を添削します。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 全体像が見える結論ファーストか?
  2. ?が伝わっているか?
  3. 東急不動産の?にマッチしているか?
  4. ?を提示しているか?

① 全体像が見える結論ファーストか?

今回の設問では 「学生時代に最も挑戦した経験」 をたずねられています。しかし、Beforeの記述は「実現が難しい設計」とあるだけで、具体的な内容がわからず、どのような挑戦だったのかが伝わりません。その結果、読み手の興味を引きにくくなっています。

私は建築学科の課題で、実現が難しいとされる設計に挑戦した。

添削後のAfterのように「意匠・法規・構造・避難・生産・設備まで考慮するという難易度の高い設計課題」と設計内容を具体的に示すことで、挑戦のレベルが明確に伝わります。

「意匠・法規・構造・避難・生産・設備まで考慮する難易度の高い設計課題に挑戦した経験

② ( ? )が伝わっているか?

読み手に「挑戦の価値」を正しく伝えるには、エピソードの前提となる情報(挑戦の背景や状況など)を示すことが不可欠です。

Beforeの「全壁面を曲線のガラスで構成する」という表現は技術面の具体性こそあるものの、それだけでは難しさや課題解決のレベル感が伝わりません。

このエントリーシート (ES) を添削した人