- 設問1. インターンシップ応募部門の志望動機をご記入ください。(600字)
- 設問2. あなたの長所・短所をご記入ください。(400字)
落ちる ES 例
私はアセットマネジメント部門を志望する。理由は2つある。1つ目は、資産運用ビジネスが日本において今後成長していく分野であると考えるからだ。1990年代にバブルが崩壊し、投資に対してマイナスのイメージを持つ40代、50代の層は少なくない。しかし現在では、若年層でも手軽に始められるFXなどのサービスが普及し、投資へのハードルは下がっている。したがって、今後ますます資産運用ビジネスは成長すると考えている。2つ目は、自身のスキルを限界まで高めたいと考えているからだ。私は部活動の部長経験や学業を通じて、貪欲に自己成長を求めてきた。高度な知識や迅速な意思決定が求められる投資銀行部門で働くことは、自分をさらに成長させる環境だと確信している。日々変化する市場やクライアントのニーズに応じて柔軟に対応し、価値を生み出すプロフェッショナルを目指したい。貴社はグローバル人材の育成に力を入れており、世界中から優秀な人材が集まっている。このような環境に身を置くことで、日本国内にとどまらず、海外でも成果を出せる人材に成長したいと考えている。
この志望動機の大きな課題は、オリジナリティが足りずアピール不足となっている点です。このままでは落ちる可能性が高いでしょう。"受かる水準"に引き上げるため、次の6点を添削していきます。
受かる ES にするための添削ポイント
- 志望につながる原体験が具体的か?
- 業務への?があるか?
- 他社にない?への理解があるか?
- やりたいことが?か?
- ?が打ち出せているか?
- ?が具体的か?
① 志望につながる原体験が具体的か?
志望動機では、なぜその仕事や業界に興味を持つようになったのか、という背景を盛り込むことをおすすめします。次のBefore / Afterを比較してください。
1990年代にバブルが崩壊し、投資に対してマイナスのイメージを持つ40代、50代の層は少なくない。しかし現在では、若年層でも手軽に始められるFXなどのサービスが普及し、投資へのハードルは下がっている。
米国留学中、同世代が交わす投資の話題についていけず、日本との間にある金融リテラシーの差に強い衝撃を受けた。
一般論で語っているBeforeの文に対し、Afterの文は、投資に関心をもった米国留学の体験が描かれています。後者の方が、「なぜ」興味を持つようになったのか、具体的に「何」に関心を寄せているのかが明確になり、熱意を伝えることができます。
② 業務への( ? )があるか?
企業が志望理由を聞く意図の一つとして、応募者の業務に対する認識にギャップがないかを確認する目的があります。特にアセットマネジメント業務のように専門性が高く、業務理解に乏しいと「入社後のミスマッチ」につながる可能性がある分野では、志望者の言葉から業務のリアルな理解が伝わるかが重視されます。