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2027卒向け
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目次
  1. 設問1. 学生時代に力を入れたことについてお答えください。(400字以下)
  2. 設問2. 「グローバル投資銀行部門 Internship」を志望する理由、なかでもみずほ証券のインターンシップを志望する理由を入力してください。(400文字以下)
みずほ証券の27卒「グローバル投資銀行部門 Internship」では、どのようなエントリーシート(ES)が求められるのでしょうか?「受かるES添削」編集部員の波田野が、設問別にポイントを徹底解説します。
設問1.
学生時代に力を入れたことについてお答えください。(400字以下)

落ちる ES 例

大学入学を機に始めた合気道だ。合気道は大学から始める人が多いが、「弐段は本当に頑張った人のみとれる」と言われた。大学在学時の弐段取得を目標とし合気道に邁進した。達成するうえで「なぜその動作なのか根本を考える」ことに重きを置いた。合気道は長い歴史で流派が分岐しており、聞く人によって助言の内容が変わってしまう。そこで助言を表面的に受け取るのではなく、本質で考えるようにした。各助言の中でも軸は共通しており、そこまで考えることで本当に大事にすべきことを理解できる。また常に思考する癖がつき新たなことを学ぶ際も理解が早くなる。この心構えにより未経験ながら目標達成できた。これより新しい場においても物怖じせず挑戦する姿勢が身についた。

大学時代に打ち込んだ合気道を通じて、「常に思考する力」を養った、よいエピソードです。大切な学びを得たことは伝わるものの、表現がやや抽象的で、具体的なイメージが湧きにくい点が課題です。以下の4点を改善し、説得力のあるESへブラッシュアップしていきましょう。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 書き出しにインパクトがあるか?
  2. ?が伝わっているか?
  3. 抽象だけでなく?もあるか?
  4. 活動と?は一致しているか?

① 書き出しにインパクトがあるか?

書き出しは、その後のエピソードに興味を引きつける大切な部分です。BeforeのES例は、結論ファーストで記述している点は評価できますが、その取り組みのどこが注目ポイントなのかが不明です。

大学入学を機に始めた合気道だ。

合気道の取り組みの中でも、特筆すべき点はどこなのでしょうか。例えば「4年かけて目標の弐段を取得」と書けば、「どのような努力を重ねて、その目標を達成したのだろう?」 と、読み手が自然と想像を巡らせることができます。

大学入学を機に始めた合気道で、4年かけて目標の弐段を取得した。

冒頭では結論を端的に述べるとともに、ひと工夫加えてみるとよいでしょう。

② ( ? )が伝わっているか?

読み手に自分が経験したことの価値を知ってもらうには、活動の背景を具体的に伝える必要があります。次のBefore / Afterを比べてみてください。

合気道は大学から始める人が多いが、「弐段は本当に頑張った人のみとれる」と言われた。大学在学時の弐段取得を目標とし合気道に邁進した。

心と身体を鍛える武道に憧れがあり週6日練習する合気道サークルに入った。「2年練習すれば初段を取得できるが、その後、昇段できる人は少数」と聞き、目標を弐段に掲げた。

このエントリーシート (ES) を添削した人