- 設問1. あなたがこれまでの人生で力を入れて取組んだことについて、自身がどのように行動したか、なぜその行動をとったのか、定量的な実績やそこから学んだこと、大切にしたい価値観等も示しながら記入ください(320〜400字)
- 設問2. 日本生命に興味を持ったきっかけや、インターン参加を志望する理由について入力ください(240〜300字)
落ちる ES 例
私がこれまで力を入れて取り組んだのは、大学1年生から続けている能楽部の活動です。公演を目指して日々の練習に取り組みました。電車通学中に演目を覚えるなど、忙しい中でも時間をやりくりして練習を続けました。特に大変だったのは1年生の頃の発表会で、15分間の演目を歌い続ける中でソロも担当し、プレッシャーを感じましたが、無事に終えることができました。この困難を乗り越えることができたのは、仲間との励まし合いがあったおかげです。その後、部長になり、師範との連絡や他会との交流に向けての様々な調整も行うようになりました。これまでの能楽部での部活動を通じて、日々の努力を重ねることで大きな成長を遂げることができたと感じています。秋には、活動の集大成となる4つの公演を控えています。就活も重なり、忙しい中ですが、持ち前の責任感と情熱で最高の舞台を実現する意気込みです。
多忙な中、能楽部の活動に打ち込んだ素晴らしいエピソードです。しかし、中身の濃い活動であるはずなのに、このESは淡々とした印象を与えてしまっています。このままでは落ちる可能性が高いでしょう。自身の魅力をESで最大限表現するために、私は次の4点を添削します。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- ?を把握して答えているか?
- ?が伝わっているか?
- 日本生命の?にマッチしているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
ESは冒頭で全体像を示し、「続きを読みたい」と思わせる工夫が大切です。
落ちるES例は、「大学1年生から続けている能楽部の活動」と書き出しています。これでは 「何にこだわったのか」が伝わりづらい。次のように「演目に向けて仲間と練習を重ねた能楽部の活動」と書き出すことで、仲間を大事にして取り組んだ活動であることが伝わります。
大学1年生から続けている能楽部の活動です
演目に向けて仲間と練習を重ねた能楽部の活動です
② ( ? )を把握して答えているか?
このES設問は「どのように行動したか」「なぜその行動をとったのか」「定量的な実績やそこから学んだこと」「大切にしたい価値観」を示すことが求められています。
しかし落ちるES例は、「なぜその行動をとったのか」が明記されていません。設問の指示をしっかり読み取り、「未経験でしたが、紋付袴をまとった先輩たちの所作に憧れ...」などと活動の背景を記述するようにしましょう。