- 設問1. 【グローバル・マーケッツ】1dayワークショップに参加したい理由と、ワークショップを通じて習得したいことを教えてください。(500字)
- 設問2. 大学(院)時代に粘り強く努力し、成果をあげた経験を教えてください。学業・課外活動・アルバイト等を問いません。(500字)
- 設問3. 【添削対象外】あなたの専攻もしくは研究内容を、専門家以外にも分かるように教えてください。(500字)
落ちる ES 例
証券業界におけるプロフェッショナルとして活躍したいという明確なビジョンを持ち、貴社のワークショップに応募した。グローバル・マーケッツ業務においては、市場のダイナミズムを捉えながら最適なソリューションを提供する点に大きな魅力を感じている。特に貴社は、高度な専門性と卓越した調査力を強みとしており、自身が成長できる最適な環境であると考える。本ワークショップでは、日々変化するマーケットを分析する方法を学び、グローバルな視点から顧客に最適な商品を提案するスキルを身につけたい。また、グローバル・マーケッツ業務に求められるマインドを学びとり、今後の自己成長につなげたい。
証券業界への関心の高さや、「なぜ野村證券か」に触れている点は評価できます。しかし、グローバル・マーケッツ業務との接点がやや弱いのが課題です。私は次の4点を添削します。
受かる ES にするための添削ポイント
- 設問の意図を把握しているか?
- 業務への?があるか?
- ?が打ち出せているか?
- インターンで?が明確か?
① 設問の意図を把握しているか?
ESの冒頭文は、読み手の関心を引きつける重要な部分です。設問の意図に沿った内容を冒頭で示すことで、「この回答は設問に的確に答えている」と感じてもらいやすくなり、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。
「証券業界でプロフェッショナルとして活躍したい」というBeforeの書き方から、将来の目標は伝わります。しかし、なぜこの部門のワークショップに応募したのかが示されておらず、設問の意図を十分に理解していないと受け取られる可能性があります。
証券業界におけるプロフェッショナルとして活躍したいという明確なビジョンを持ち、貴社のワークショップに応募した。
高い専門性と強固なチーム連携で顧客の資産価値最大化を実現するグローバル・マーケッツ業務に魅力を感じ、本プログラムを志望する。
Afterのように、「グローバル・マーケッツ業務のどこに魅力を感じたのか」を具体的に冒頭で示すことで、応募理由や意欲がはっきりと伝わり、説得力のある志望理由につながります。
② 業務への( ? )があるか?
企業が応募コースの志望理由をたずねるのは、その部門の業務内容を理解しているか、また関心を持っているかを確認するためです。
業務内容を把握して志望理由を示すことで、単なる抽象的な「興味」ではなく、根拠のある志望動機としてアピールできます。添削前後の文章で比較してみましょう。