- 設問1. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(300字)
- 設問2. 【添削対象外】自己PRを教えて下さい。(200字)
落ちる ES 例
私が三菱UFJモルガン・スタンレー証券の営業部門インターンシップを志望する理由は、貴社の営業部門で働く自分のイメージを具体化させるためだ。私は個人・法人問わず、資金面で手助けができ、直接的に顧客に貢献できる証券会社に惹かれ、就職活動を行っている。証券営業は単なる商品提供にとどまらず、経済や市場の深い理解をもとに、顧客の資産運用や経営課題に対し的確なソリューションを提供する役割が求められる点に強く魅力を感じる。私はプログラミング教室の長期インターンでのセールス経験を通じて、顧客の人生に寄り添いつつニーズを満たす業務にやりがいを感じるようになった。本インターンでは、実践的なワークを通じて、自身の提案力やコミュニケーション力を向上させ、金融知識を実務の中で深めていきたいと考えている。将来的には、金融の力を通じて社会や個人の成長を支える営業プロフェッショナルを目指していきたい。
証券業界への強い志望意向は伝わってきますが、具体性に欠けるため印象に残りづらくなっています。何に関する具体性を盛り込むべきなのか、次の4点に添って解説していきます。
受かる ES にするための添削ポイント
- インターンで成長したい点が明確か?
- 他社にない?への理解があるか?
- 志望につながる?が具体的か?
- ?が打ち出せているか?
① インターンで成長したい点が明確か?
インターンシップの志望理由を問う設問は、インターンシップでどう成長したいかを問う設問とも言えます。
このインターンシップで何を経験できるのかを正しく理解したうえで、この機会を通して自分がどう成長したいかを明確に伝え、意欲をアピールしましょう。
その際、当然のことながら、インターンの実施内容と一致している必要があります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の営業部門インターンシップのページには、実施内容として次のように記載されています。
ビジネスシミュレーションとグループワークを通して、MUFGの総合力とモルガン・スタンレーの情報力および商品力が、如何にお客さまの課題解決に活かされているのかを、肌で感じていただきます
引用元: 三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門インターンシップ
また、限られた文字数の中でも具体的なエピソードやディティールを盛り込んで、個人を印象付ける必要があります。何に文字数を割くべきか、優先順位を意識するようにしましょう。
例えばbeforeでは「三菱UFJモルガン・スタンレー証券の営業部門インターンシップを利用する理由は」と、書かなくても伝わる要素に字数を使ってしまっています。
私が三菱UFJモルガン・スタンレー証券の営業部門インターンシップを志望する理由は、貴社の営業部門で働く自分のイメージを具体化させるためだ。
ここは省略し、代わりに次のようにインターンシップで体験できることを踏まえて、成長したい意思を明確に伝える方が効果的です。
情報力と商品力によるソリューション提供を体感し、自らの成長につなげるため志望した。
② 他社にない( ? )への理解があるか?
数ある証券会社のなかでもなぜこの会社なのか、という思い入れが伝わらなければ、「証券会社ならどこでもいいのだろう」と思われかねません。
この会社の何に独自性や強みを感じているのかを明確にし、だからほかでもなく三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンシップを経験したいのだ、という熱意を伝えましょう。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のホームページでは「MUFGだからこそ可能なソリューションを提供することでお客さまの課題解決に向けて努力」していると謳われています。
国内営業部門ではMUFGグループ一体運営をさらに強化し、資産運用や資金調達のみならず、資産承継や事業承継、不動産、その他金融サービスなど、MUFGだからこそ可能なソリューションを提供することでお客さまの課題解決に向けて努力しています。
引用元: 三菱UFJモルガン・スタンレー証券国内営業部門ホームページ
そうした「ならではの価値」にも触れることで、志望の高さをアピールしましょう。