落ちる ES 例
私は、実行委員会の代表として、初めての学部祭をゼロから企画・運営する挑戦に取り組みました。大学2年生の秋から準備を開始し、学生だけでなく企業や地域の方々とも連携しながら、前例のない祭を形にしてきました。特に、前例がないことから運営の指針がなく、関係者の意見を調整しながら方向性を決める必要がありました。しかし、来場者が笑顔で楽しむ姿を想像することで困難を乗り越え、挑戦の原動力としました。学園祭当日は、多くの来場者が訪れ、人々の喜ぶ瞬間を見ることに大きなやりがいを感じました。また、企業や地域の方々と協力し、多様な価値観に触れることで、新たな視点を得る機会にもなりました。この経験を通じて、困難な状況でも前向きに挑戦し続ける力を養いました。
構成はきれいにまとまっています。しかし、抽象的な記述が多く具体性に欠けるため、説得力が弱いのが課題です。このESのままでは落ちる可能性が高いでしょう。このESを受かる水準にするため、私は5点を添削します。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- 活動の背景・動機に?があるか?
- ?が明確か?
- ?な表現ができているか?
- 三井住友カードの?にマッチしているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
挑戦を問う設問では、書き出しにインパクトをもたせることがポイント。ここで強い印象を与えることで、その後のエピソードへの期待感が高まります。さらに、エピソードの全体像を端的に示すことで、読み手がスムーズに内容を理解しやすくなります。
しかし、BeforeのES例では、エピソードの核となる地域活性化について触れられておらず、何を伝えたいのかがやや不明瞭です。
私は、実行委員会の代表として、初めての学部祭をゼロから企画・運営する挑戦に取り組みました。
【キャンパス初の大学祭を0から企画し、地域活性化を実現した経験】
Afterのように、書き出しの時点で挑戦のテーマを明確にし、その後の展開に一貫性をもたせることが大切です。
② 活動の背景・動機に( ? )があるか?
活動を始めるに至った動機は何でしょうか?BeforeのES例では、活動の背景や動機に触れられてなく、なぜその活動に取り組もうと思ったのかが伝わらず、説得力に欠けてしまっているのが課題です。