- 設問1. 学業で最も力を入れて取り組んだ内容を具体的に教えてください。(400字)
- 設問2. 学生生活で、学業以外で力を入れていることを具体的に教えてください。(400字)
- 設問3. キッコーマンのインターンシップへの応募理由を教えてください。(400字)
- 設問4. 自己PRをしてください。(300字)
落ちる ES 例
交換留学先で受講した授業のグループ課題である。周りが現地のネイティブの学生の中、議論に積極的に参加するための工夫が必要と考え、多くの文献や事例に目を通し、準備を徹底した。その結果、会議で最低2つはアイデアや調べた内容を共有することができた。 また、調査は自力で可能な範囲まで進め、自分が理解できている部分とそうでない部分を明確に整理した上で教授や協力するメンバーに質問をするよう心がけた。 知識や言語の壁に直面したが粘り強く努力した結果、課題制作を主導する役割を担うようになり、現地の大学生チーム以上の詳細な発表を行うことができた。業務においても、常に自分にできることや改善すべき点を考え、積極的に行動することでチームに貢献したい。
研究実績のない文系学生にとって、学業経験を伝えるガクチカは何をテーマに選ぶか悩むところですね。このESは、留学経験における工夫を記述している点は評価されます。しかし伝え方にはいくつかの課題があります。以下の3点の添削によりブラッシュアップしましょう。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- 活動に?があるか?
- ?ができているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
ガクチカでは、冒頭で要点をまとめる“結論ファースト”の構成が有効です。この時、単に活動を書くだけでなく、「どんな成果や工夫があったのか」までを伝える全体像が見える結論ファーストを意識するようにしましょう。
交換留学先で受講した授業のグループ課題である。
交換留学先のオーストラリアの大学のグループ課題で、言語の壁を乗り越え、調査・議論・発表を主導した。
添削後のAfterは、何をしたか(調査・議論・発表を主導)×どんな価値(言語の壁を乗り越えた) が一文でわかる点で優れています。
② 活動に( ? )があるか?
企業は、ガクチカを通じて応募者の「仕事に取り組む姿勢」や「価値観」を見極めようとしています。これらを効果的に伝えるには、活動時における困難を明確に記述するのがポイントです。
次のBefore / Afterで比べてみましょう。