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2027卒向け
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目次
  1. 設問1. これまでの人生で最も成果を出した経験について、【テーマの詳細】(100字)、【成果】(200字)、【ご自身の役割】(100字)、【背景とこだわり】(400字)を教えてください。
  2. 設問2. 成果を3倍にするためにどうすればいいか教えてください。もし成果が定量で測れない場合はご自身で3倍相当の成果を定義してください。(300字)
リクルートの27卒事業創造インターンシップTHE STORMINGでは、どんなエントリーシート(ES)が求められるのでしょうか? 「受かるES添削」編集長・今川が、設問別にポイントを徹底解説します。
設問1.
これまでの人生で最も成果を出した経験について、【テーマの詳細】(100字)、【成果】(200字)、【ご自身の役割】(100字)、【背景とこだわり】(400字)を教えてください。

落ちる ES 例

【テーマの詳細】

コロナ禍以後、客足が戻らず売上が低迷していた大学近くの商店街の活性化に取り組んだ。商店街の未来を守るため、サークルメンバーや商店会の方々と連携し、学生の利用促進を軸とした施策を実施した。

【成果】

商店街全体で売上が約40%向上し、コロナ前以上の賑わいを取り戻すことができた。 商店街の各店舗に直接ヒアリングを行い、売上低迷の主因が学生の利用減少であると特定。その課題を解決するため、スタンプラリーやワークショップなど学生が商店街を訪れるきっかけとなる企画を立案・実施した。商店会の会長らとも協力し、イベントを通じて商店街の魅力を再発見してもらう仕組みを構築した。

【自身の役割】

プロジェクト全体の推進役として、店舗へのヒアリングを主導し、課題を整理。サークルと商店会の意見を調整しながら企画を立案・実行した。地道な対話を重ねることで信頼関係を築き、協力を得ることに尽力した。

【背景とこだわり】

私は日本各地を旅行する中で、かつては賑わっていたものの、現在は人が少なくなった「シャッター街」を何度も目にしてきた。その経験から、「この商店街も同じ運命をたどらせたくない」と強く思い、活性化に向けた活動を開始した。活動を進める上でこだわったのは、「徹底した対話」だった。店舗ごとに抱える課題を深く理解するため、すべての店を訪問し、直接意見を伺った。1人1人の話に真摯に耳を傾け、具体的な提案を繰り返すことで、次第に信頼を得ることができた。さらに、商店会の方々との協力関係を築くため、メンバーの意見を集約し、双方が納得できる形で企画を進めることを意識。こうした地道な対話が、商店街全体の活性化につながった。この経験を通じて、人と人とを繋ぐ対話こそが、大きな課題解決の鍵になると実感した。

商店街の売上向上に挑んだ貴重な体験です。しかし、リクルートの事業創造インターンで求められる水準は高く、このESのままでは落ちる可能性が高いでしょう。エピソードと自身の強みを100%伝え切るために、私は5点を添削します。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 定量的な表現ができているか?
  2. ?が明確か?
  3. ?が明確か?
  4. 自分の?が明確か?
  5. リクルートの?にマッチしているか?

① 定量的な表現ができているか?

活動内容は具体的な数値で示すのが鉄則です。

落ちるES例のように、「サークルメンバーや商店会の方々と連携し...」 という表現では、協働の規模や影響が不明瞭です。「地域創生サークルのメンバー20人、商店会300店舗の店主たちと共に1年間全力で協働し...」 とすることで、関わった人数・期間が明確になり、活動のインパクトがより伝わります。

サークルメンバーや商店会の方々と連携し、学生の利用促進を軸とした施策を実施した

地域創生サークルのメンバー20人、商店会300店舗の店主たちと共に1年間全力で協働し...

② ( ? )が明確か?

「施策を実施する前」と「実施した後」の変化を具体的に示す ことで、成果が明確になります。

落ちるES例の「商店街全体で売上が約40%向上」 という表現は、具体的な売上貢献額や施策との因果関係がわかりにくい。 「『ワークショップ×スタンプラリー』施策により、週間売上2800万円増(通常比40%増)を達成」 とすることで、施策と影響の大きさが明確になります。

このエントリーシート (ES) を添削した人