- 設問1. 応募動機を教えてください。(250〜400字)
- 設問2. 学生時代に最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。(200〜400字)
落ちる ES 例
原子力発電に関する業務への理解を深めたいと考えて、原子力部門での参加を志望する。大学で日本のエネルギーに関する課題を扱う中で、原子力発電の有用性に魅力を感じた。大学院では原子力分野の研究を行っており、この分野に携わることで社会の持続的な発展に貢献したいと考えている。本インターンシップでは、原子力発電に関連する業務の体験や社員の方々との交流によって、研究では触れることのできない最前線の現場を知ることができる。そのような場で、貴社が描く原子力発電の未来に触れることで、将来の私が働く姿の解像度を高めたい。冷静ながらも心は熱いという人間性を持つ私が、どのように価値を発揮できるのかについて考えたい。
大学で原子力分野の研究を行うなど、分野に対する背景知識や関心の高さは明確なものの、今一つそれをアピールしきれておらず、インパクトが弱いです。このESを“受かる水準”に仕上げるために、次の4点のポイントを提案します。
受かる ES にするための添削ポイント
- 志望につながる独自の背景があるか?
- ?への理解があるか?
- 業務への?があるか?
- インターンで?が明確か?
① 志望につながる独自の背景があるか?
大学で原子力分野に関する研究をしていたのであれば、企業側はその具体的な研究内容に強い関心をもつでしょう。そのため、研究のテーマについて具体的に記載することが重要です。原子力分野への興味・関心の深さや自身の知識やスキルがどのように役立つかを明確に伝えることができ、志望に対する熱意や説得力を高めることができます。
大学で日本のエネルギーに関する課題を扱う中で、原子力発電の有用性に魅力を感じた。大学院では原子力分野の研究を行っており、この分野に携わることで社会の持続的な発展に貢献したいと考えている。
私は大学院で、津波や地震への耐性がある浮体式原子力発電所の社会実装を研究している。放射性物質放出時の環境や健康への影響評価が主な研究内容で、将来は原子力発電の安全運転業務に最前線で関わりたい。
Afterのように学んでいる内容を示したことで、原子力発電に関わりたいという思いに対する説得力がぐっと増しました。
② ( ? )への理解があるか?
企業理念や経営ビジョンへの理解を示すことは、志望度をアピールする材料になります。中部電力は、公式HPで次のように経営ビジョンを掲げています。
「一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」
経営ビジョンでは、中部電力グループがお客さま・社会に提供する価値は何かをあらためて見つめ直し、さらなる変革をおこなっていく強い意志とその方向性を掲げました。
引用元: 中部電力HP「企業理念・経営ビジョン」