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2027卒向け
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目次
  1. 設問1. これまで最も力を入れて挑戦したことと、その実績を教えてください。(200〜300字)
  2. 設問2. 総合体験プログラムで学びたいことを記述してください。(200〜300字)
日本航空(JAL)の27卒インターン「業務企画職・総合体験プログラム(夏)」は、社員との交流や業務体験を通じて、企業理解を深められる実践的な内容となっています。ここでは、どんなESが評価され、どこで差がつくのでしょうか? 「受かるES添削」編集部・波田野が、設問別にポイントを徹底解説します。
設問1.
これまで最も力を入れて挑戦したことと、その実績を教えてください。(200〜300字)

落ちる ES 例

所属するバドミントンサークルにおいて、活動に対するモチベーションの差を改善した経験だ。私はサークルの代表として、部員と共に「誰もが主体のサークル」を作ることで全員が隔たりなく楽しめる環境を目指していた。私は現状の要因を部員の帰属意識の低さだと考え、周囲と継続的なコミュニケーションをこれまで以上に意識し、一人一人の強みやサークルに対する姿勢を理解した。これを基に部員のやる気を最大限に引き出す指揮を適宜取ることで、部員の帰属意識と参加意欲を高めた。結果、練習参加人数が増え、練習開催率も100%となった。

この設問では、「これまで最も力を入れて挑戦したこと」が問われています。 しかし、現状の回答からは、「最も力を入れた挑戦」と言いきれるような熱意や本気度が伝わってきません。このままでは、他の応募者に埋もれてしまう可能性が高いでしょう。熱意が伝わるESに仕上げるため、4つのポイントに沿って文章を見直していきましょう。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 全体像が見える結論ファーストか?
  2. ?が伝わっているか?
  3. ?が明確か?
  4. 日本航空(JAL)の?にマッチしているか?

① 全体像が見える結論ファーストか?

ESの印象は、1文目が大きく左右します。採用担当の1枚に割ける時間はたった数分。簡潔で、続きが読みたくなる書き出しを心がけましょう。

Beforeの1文目は、「あなたがどんな役割で、どんな成果を出したのか」という全体像が見えません。

所属するバドミントンサークルにおいて、活動に対するモチベーションの差を改善した経験だ。

代表として、活動が停滞するバドミントンサークルを立て直した経験だ。

Afterのように「役割=代表」「成果=停滞した活動の立て直し」がはっきりわかるように記述するとよいでしょう。

② ( ? )が伝わっているか?

なぜ、その活動に力を入れたのかーー「前提」や「背景」をしっかり言語化しましょう。きっかけ・問題意識・目指した世界を具体的に言語化することで、熱意と主体性をアピールできます。

私はサークルの代表として、部員と共に「誰もが主体のサークル」を作ることで全員が隔たりなく楽しめる環境を目指していた。

Beforeは、「なぜその理想を抱いたのか」「そもそも何が問題だったのか」が分からず、共感や納得感を得づらい構成です。

このエントリーシート (ES) を添削した人