受かるES添削のロゴ
2027卒向け
受かるES添削のロゴ
目次
  1. 設問1. これまで組織・集団の中で何かを成し遂げた(もしくは失敗をした)経験について、その過程や結果から学んだことを含め具体的エピソードも交えて教えてください。※現在挑戦していることでも結構です。(250字)
  2. 設問2. 今までの経験を踏まえ、あなたが大切にしている思いや価値観について、その経験内容を含めて具体的に教えてください。(250字)
東海旅客鉄道(JR東海)総合職事務系統のインターンは、JR東海における事務系統の仕事を体感できるプログラムです。このインターンでは、どんなエントリーシート(ES)が求められるのでしょうか? 「受かるES添削」編集部員・益田が、設問別にポイントを徹底解説します。
設問1.
これまで組織・集団の中で何かを成し遂げた(もしくは失敗をした)経験について、その過程や結果から学んだことを含め具体的エピソードも交えて教えてください。※現在挑戦していることでも結構です。(250字)

落ちる ES 例

大学のオーケストラ部の演奏会で5段階評価で平均4.46という高評価を獲得したことだ。開催にあたり、アンケートの5段階評価で平均4.3以上の獲得を目標とした。目標達成に向けて必要な要素を発掘するため、日々の練習で一人ずつに話を聞くとともに各楽器のリーダー8人と話し合い、「良い」の認識を揃えた。そこで各々の底上げが必要だと感じたため、初心者が経験者と1対1で練習できる場を設けることで改善させた。結果本番で目標以上の評価をいただくことができ、コロナ禍で制限があった中でも一生心に残る演奏会を実現できた。

組織全体を動かして成果を上げた点は魅力的ですが、設問で求められている要素が十分に盛り込まれていません。このままでは評価が得られず、落ちる可能性が高いです。以下の3点を改善してはいかがでしょうか。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 全体像が見える結論ファーストか?
  2. ?を有効に使っているか?
  3. ?を把握して答えているか?

① 全体像が見える結論ファーストか?

エピソードをわかりやすく伝えるポイントは、「結論ファースト」で書くことです。あらかじめ伝えたい内容を整理し、エピソードの全体像を冒頭の一文で示しましょう。 そうすることで、読み手は要点をスムーズに理解できます。

Beforeでは、演奏会で高評価を得たことが書かれていますが、それが本当に一番伝えたいことでしょうか? あなた自身の考えや行動が見えるポイントがないか、もう一度考えてみましょう。

大学のオーケストラ部の演奏会で5段階評価で平均4.46という高評価を獲得したことだ。

大学オーケストラ部で指揮者として多様な考えの100人をまとめ、 演奏会で5段階評価中4.46を獲得した。

Afterでは、部活内で担った役割や工夫、そこから生まれた成果が冒頭の一文で伝わるようにしました。そうすることで、読み手はエピソードの全体像をすぐに把握でき、続きを読みたくなります。

② ( ? )を有効に使っているか?

ESは限られた文字数の中で、効果的にアピールすることが求められます。文章全体を見直し、重複表現や不要な情報を省くことで、本当に伝えたい内容に文字数を使えるようにしましょう。

たとえば、「アンケートの5段階評価」は冒頭で触れているため、繰り返す必要はありません。Afterの添削例では、「通常3.5の評価に対し4.3以上を獲得」と表現することで、評価の基準を明確にしました。

さらに、演奏会の開催時期を「半年後」と具体的に示すと、読み手はあなたの状況をよりイメージしやすくなります。

このエントリーシート (ES) を添削した人