落ちる ES 例
「花で人々のWell-beingを高める」という目標に向けたゼミ活動だ。プロジェクトが白紙に戻るという挫折経験をしたが、日本人の幸福度が先進国で最下位であるという現状に悔しさを感じ、反骨精神から「日本人のWell-being向上に寄与したい」という想いがさらに強まった。その後、新たにプロジェクトリーダーとなり、企画を練り直した。何度も試行錯誤を続けた結果、現在は「ハーブティー」を用いた新たなプロジェクトに取り組んでいる。目標金額が60万円というクラウドファンディングにも挑戦し、新規開拓営業のような手法で多くのメールを送り続けた結果、目標を超える90万円を達成した。
リーダーとして仲間を率いて大きな成果を上げた経験ですが、今ひとつ強みが伝わりづらい点がこのESの課題です。自身の強みを最大限に伝えるために4つのポイントを見直していきましょう。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- ?が伝わっているか?
- Amazonの?にマッチしているか?
- ?について触れているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
ESでは、冒頭の一文が読み手の印象を大きく左右します。「全体像が見える結論」を端的に述べつつ、大切な要素をしっかり盛り込むことが重要です。
「花で人々のWell-beingを高める」という目標に向けたゼミ活動だ。
こちらのBeforeの文は、「花で人々のWell-beingを高める」がゼミ活動とどう結びついているのかが不明瞭で、活動の全体像がわかりません。
「花で人々のWell-beingを高める」をテーマに、ビジネス創出に取り組んだゼミ活動だ。
添削後のAfterのように、ビジネス創出のために取り組んだと明示することで、活動の方向性が明確になり、読み手に伝わりやすくなります。
② ( ? )が伝わっているか?
ガクチカのエピソードでは、活動前に「どんな状況に置かれていたのか」という前提情報を読み手としっかり共有することが非常に重要です。前提が曖昧だと「取り組みの困難さの背景や、それに懸けた思いが的確に伝わりません。
Before/ Afterを見比べてみましょう。