- 設問1. 学生時代に学業面で力を入れて取り組んだことについて、タイトル(要約)をご記入ください。 (50文字以内)具体的な成果や取り組みにおけるご自身の工夫が分かるように詳細をご記入ください。 (300文字以内)
- 設問2. 学生時代に学業以外で力を入れて取り組んだことについて、タイトル(要約)をご記入ください。 (50文字以内)具体的な成果や取り組みにおけるご自身の工夫が分かるように詳細をご記入ください。 (300文字以内)
落ちる ES 例
【優秀賞を受賞したゼミの課題発表】
大学のゼミで出された課題に取り組み、上位3位に入った。課題の内容は都市を巡回する経路のスコアをプログラムで競うもので、多くの人が授業で習った方法を使っていた。私はさらに良いスコアを目指し、調べたり試したりしながら色々と改良を重ねた。解決が難しいエラーなどの問題が発生したときは、自分で調べるだけでなく、先輩や教授に聞いたりして解決しようとした。作成したプログラムは200以上もあった。最終的に30人のゼミ生の中で上位3位に入るような経路長が短いスコアを実現することができた。この経験を通じて、何事も諦めず、粘り強く取り組む力を身につけることができた。
課題解決の過程や成果に触れており、積極的な姿勢が感じられるESです。しかし、目標や取り組みへの工夫が伝わりにくいため、このままだと落ちる可能性が高いです。次の4つのポイントを押さえることで、受かるESに近づけるでしょう。
受かる ES にするための添削ポイント
- 書き出しにインパクトがあるか?
- ?が明確か?
- ?を掲げているか?
- SCSKの?にマッチしているか?
① 書き出しにインパクトがあるか?
ESを書くにあたって、意識してほしいのが書き出しのインパクトです。今回の「大学のゼミで出された課題に取り組み、上位3位に入った」という一文は、読み手にインパクトを与えるという点で成功しているでしょうか? この書き出しだと、選考官に強い印象を与えにくく、最後まで読んでもらえないかもしれません。
今回は、もっともアピールしたい「200回超のアプローチで優秀賞を受賞」をタイトルに入れ、書き出しに「いつの話か」「なんのゼミか」「課題の概要を表現した一文」を盛り込むことで、インパクトを強化しました。
【優秀賞を受賞したゼミの課題発表】 大学のゼミで出された課題に取り組み、上位3位に入った。
【200回超のアプローチで優秀賞を受賞したゼミの巡回セールスマン問題】大学3年生の時、アルゴリズム論のゼミで課された「巡回セールスマン問題」で上位3位に入賞した。
② ( ? )が明確か?
ESを書く際、過去の出来事を説明するだけで終わっていることがよくあります。しかし、取り組んだ内容を並べるだけでは、活動の具体的なイメージが伝わりません。読み手に状況を思い浮かべてもらうには、取り組みの内容を明確に述べることが不可欠です。
例えば、課題の内容を「ある都市を出発して100都市を巡回し、元の都市に戻る最短経路をスコアで競うもの」のように書くと、読み手はあなたの取り組みをイメージしやすくなります。さらに、他のゼミ生がどのようにスコア改善に取り組んだのかを示すことで、活動内容がよりリアルに伝わるでしょう。