目次
- 設問1. 学生時代に力を入れていることや性格・特徴など、自己PRをご記入ください。(200字)
- 設問2. 2-Day Workshopにご応募いただいた志望理由を教えてください。(100字)
設問1.
学生時代に力を入れていることや性格・特徴など、自己PRをご記入ください。(200字)
落ちる ES 例
私が学生時代に力を入れたことは、日本語学校のインターンシップで会話力向上セッションを新設したことだ。授業後に任意参加で行ったため、生徒を集めることが難しいという課題があった。そこで、クイズやゲームを行うなど工夫したことで、週あたり60名もの生徒が参加するようになり、日本語検定受験者も前年比1.5倍になった。この経験から、周囲と協力し工夫を凝らすことで新たな結果を生み出す力を身につけた。
200字という限られた文字数の中で、「課題→工夫→成果→学び」と情報が整理されている点は好印象です。ただ、やや抽象的な表現が多く、エピソードの魅力が十分に伝わりきっていない印象を受けます。さらに伝わる内容にするために、次の3点を見直してみてはいかがでしょうか。
受かる ES にするための添削ポイント
- 文字数を有効に使っているか?
- ?が伝わっているか?
- 日本製鉄の?にマッチしているか?
① 文字数を有効に使っているか?
ESの設問は400〜500字のものが多いですが、この設問は200字と少なめのため、必要な情報を簡潔に伝える工夫が必要です。
今回だと、「私が学生時代に力を入れたことは」という書き出しは設問と重なっており、省いても意味が伝わります。限られた文字数では、不要な表現を省き、伝えるべき内容を簡潔に述べることが大切です。
私が学生時代に力を入れたことは、日本語学校のインターンシップで会話力向上セッションを新設したことだ。
日本語学校のインターンで、会話力向上のための新企画に力を入れた。
② ( ? )が伝わっているか?
取り組みの価値を正確に伝えるうえで重要なのが、前提情報を盛り込むことです。なぜその行動が必要だったのか、当時どのような状況だったのかが曖昧だと、エピソードの意図や意義が十分に伝わりません。
次のBefore / Afterを読み比べてみてください。