落ちる ES 例
2年生時に学園祭で3年ぶりの神輿企画復活を成し遂げた経験である。企画を進めるうえで①ノウハウ喪失②安全面の懸念という課題があった。①については、関係者への聞き取りから情報を集約し、運営マニュアルを工夫して作成した。②については、危険箇所を洗い出すために何度も会場を歩き回り、徹底したシミュレーションを繰り返すことにより、トラブルを想定した防止策を制作した。結果、今年度まで怪我人が0を継続し、安全性の確保と後輩へのノウハウの継承を達成することができた。課題に対して多角的に考え、解決策に落とし込む分析力を養うことができた。
3年ぶりの神輿企画復活という挑戦自体は魅力的ですが、設問の「人生で一番」と言えるほどの困難さや、そのハードルの高さが十分に伝わっていない点が課題です。
どれほど難しい挑戦だったのか、そしてそれにどう向き合い、やり抜いたのかを具体的に示すことで、挑戦心や主体性はより強く伝わります。次の4つのポイントを見直し、説得力のある回答へブラッシュアップしていきましょう。
受かる ES にするための添削ポイント
- 全体像が見える結論ファーストか?
- ?が伝わっているか?
- ?が明確か?
- ニトリの?にマッチしているか?
① 全体像が見える結論ファーストか?
この設問で企業が見ているのは、挑戦心、つまり主体的に困難な課題や高い目標に向き合える人物かどうかです。
中でも冒頭は、その後のエピソードへの期待を左右する重要なパート。「人生で一番の挑戦」として相応しいインパクトがあるか、どれほど困難でハードルの高い経験だったのかが端的に伝わる書き出しにすることがポイントです。
下記のBefore /Afterを比較してみましょう。
2年生時に学園祭で3年ぶりの神輿企画復活を成し遂げた経験である。
「再開は厳しい」と誰もが諦めた神輿企画を、学園祭実行委員リーダーとして復活させた。
Beforeでは成果は示されていますが、挑戦の大きさが伝わりません。 Afterでは、誰もが諦めていた企画にリーダーとして挑んだ点を明確に示しており、果敢な挑戦のインパクトが際立つ書き出しになっています。
② ( ? )が伝わっているか?
この取り組みがなぜ難易度の高い挑戦なのかを伝えるには、その背景となる環境や前提条件を具体的に示すことが重要です。前提が明確になることで、挑戦に踏み出した強い意志だけでなく、その後の行動の意義や、困難を乗り越えるための戦略にも説得力が生まれます。