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2027卒向け
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目次
  1. 設問1. 三井物産は何かに"没頭"しながら人生を頑張っている学生にお会いしたいと考えています。皆さんがこれまでの人生で「最も没頭した経験」を一つ選び、50字程度で説明してください。また、没頭したその経験について300〜400字で詳しく教えてください。
  2. 設問2. 【添削対象外】三井物産「志」プロジェクトの各種動画の中で、最も印象に残った動画を教えてください。また、そのプロジェクトを選んだ理由や印象に残った点を教えてください。(150〜250字)
三井物産の27卒「"志"ワークショップ」は、「三井物産流の事業開発」に挑むグループワークなどが用意された貴重な1dayイベントです。このインターンシップで求められるエントリーシート(ES)のポイントを、「受かるES添削」編集長の今川が徹底解説します。
設問1.
三井物産は何かに"没頭"しながら人生を頑張っている学生にお会いしたいと考えています。皆さんがこれまでの人生で「最も没頭した経験」を一つ選び、50字程度で説明してください。また、没頭したその経験について300〜400字で詳しく教えてください。

落ちる ES 例

【ナトリウムイオン電池の新機構研究】

私は所属する研究室で、ナトリウムイオン電池について※※※※※※株式会社と共同研究を行いました。研究では、教授や企業の方々、先輩と定期的に議論を行い、材料の特性や実験条件を徹底的に検討しました。複数の仮説を立てた上で電池を作成し、検証実験を繰り返すことでデータを積み重ねていきました。研究は思うように進まないこともありましたが、粘り強く取り組み続けた結果、実用化に大きく近づく成果を得ることができ、卒業研究としてまとめることができました。また、国際学会での発表の機会も得ることができました。この経験を通じて、チームでの議論を通じて課題を解決する力や、仮説検証を継続的に行う姿勢が身についたと実感しています。

このESは、国際学会での発表という強い実績をアピールしているものの、 エピソードの価値を正しく読み手に伝えられていません。設問の意図や三井物産のカルチャーを意識して、内容や表現をもう一工夫したいところです。次の4点を添削し、ES内容をブラッシュアップしていきましょう。

受かる ES にするための添削ポイント

  1. 全体像が見える結論ファーストか?
  2. ?を把握して答えているか?
  3. 活動に?があるか?
  4. 三井物産の?にマッチしているか?

① 全体像が見える結論ファーストか?

エントリーシートのエピソードに「タイトルをつける」(50時程度で要約する)ことが指定されている場合、このタイトルは1次予選(足切り) だと考えた方がよいでしょう。選考官は、何百枚というESを限られた時間の中で読むため、タイトルで興味を持たれなければ、その後の本文は読まれずに終わってしまう可能性すらあります。

【ナトリウムイオン電池の新機構研究】

このタイトルは、「ナトリウムイオン電池の研究」であることはわかるものの、「何にこだわり」「何を達成した」という視点が不足しており、個性が見えづらい内容になっています。そこで、添削後のAfterのように改めてはいかがでしょうか。

次世代エネルギーに革新を起こす!ナトリウムイオン電池の新機構研究を国際学会で発表

「次世代エネルギーに革新」という表現で、ワークショップのテーマである「志」を示しつつ、「国際学会で発表」という成果を強調。このように「姿勢・成果」を意識することで、インパクトのあるタイトルに仕上げることができます。

② ( ? )を把握して答えているか?

改めて設問文を読んでみましょう。

【設問】三井物産は何かに"没頭"しながら人生を頑張っている学生にお会いしたいと考えています。皆さんがこれまでの人生で「最も没頭した経験」を一つ選び、50字程度で説明してください。また、没頭したその経験について300〜400字で詳しく教えてください。

三井物産は、なぜ「何かに"没頭"しながら人生を頑張っている学生」を評価するのでしょうか。その理由を、同社採用HPの「採用メッセージ」をもとに探ってみましょう。

三井物産は、あらゆる個性の集う場です。 一人ひとりが志を持ち、刺激し合って、新たな価値を生み出しています。 そこは自由闊達な場。あなたの色を加えてください。


私たちの共通点。それは自らの仕事で世界を変えていけると信じていること。 その想いを共にできる仲間を待っています。

引用元: 三井物産採用ポータルサイト「採用メッセージ」

ここから三井物産が「一人ひとりが志を持ち、刺激し合って、新たな価値を生み出す」文化であることがわかりますね。また、「自らの仕事で世界を変えていけると信じている」という想いを大事にしていることも読み取れます。これらを踏まえて、Before / AfterのESを比較してみましょう。

このエントリーシート (ES) を添削した人